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僕は座り込んで過去ログを覗き込んでいた。

――何故、これほどのクオリティーを誇ったVIPが終わってしまったのか。

馴れ合いだの殺伐だの、どうでもいい事で騒ぐ住人たち。
名前が売れていくにしたがって増えていった厨房による平均年齢の低化。
Partスレを潰すためのPartスレ。
糞スレを立ててもPartスレを立てても叩く住人。
スレ立て規制によるネタスレの減少。
そして規制しなければならないほど転送量が増える、過度の人口増加。

原因らしきものはたくさんある。
誰も悪くない。
強いて言えば、流れが悪かったとしか言いようが無い。

だが、僕等は本当にその流れを止められなかったのだろうか?
誰も悪くない、それ故に、誰もが悪かったのではないのだろうか?

「過去の事を偉そうに高いところから見下ろして評論家気取りか?」

僕に唐突に声がかけられた。
振り向くと、そこには超絶がいた。

超絶「俺に追いつけるようになったか?」

超絶さんは皮肉げな笑いを顔に張り付かせて言った。
それに対して、僕は力強くうなずいた。

超絶「愚問・・・、だったか?」

僕の目に宿っている決意の光を見て、超絶さんが言った。

( ^ω^)「今なら貴方だって追い越せそうですよ。」

その僕の冗談めかした答えに、超絶さんはハッ、と笑い、さらに唇を皮肉げに歪める。
お互いにふざけたような笑いを向けながら、僕等は視線を交わした。

その時、僕に向かってくる足音に気づいて、僕は足音のした方向を向いてみる。

( ^ω^)「ギコさん・・・・・・・」

ギコさんとしぃが僕に向けて歩いてきていた。

ギコ「で、やるのか?」

ギコさんは久しぶりに会ったというのに、挨拶もなしに質問を浴びせてくる。
何を?、とは聞かなかった。
お互いの瞳に宿った覚悟の光が、答えになっていた。
その覚悟を宿した力強い瞳を、支えるようにギコさんの隣のしぃがギコさんを見つめる。
しぃは何も言わずに、ただギコさんへとやさしげな視線を注ぐ。
二人とも向こうで一緒になれたんですね、僕がそういおうとした瞬間、後ろから声がかかった。

Vコテ「馴れ合いはともかく、殺伐はくだんなくなんかねーよ。」

Vコテが怒りを無理やりしずめたような声音で言った。

革命王子「くだんねーよwwwwやるって決めたんだろ?だったら・・・・
      頭砕いて頭蓋骨叩き割って手足切り落として睾丸すり潰して面玉えぐり抜いて殺して燃やして犯して刻んで抉って犯してバラして犯して犯して犯して焼いて沈めて犯して犯して犯して、それから犯して犯して犯してから犯し殺してやろうぜwww」

革命王子が相変わらずのテンションで言った。

大佐「手伝えなくて悪いな。」

大佐が心底申し訳なさそうに、微笑みながら言った。

そこで僕は周りを見回す。
馬愚那、モナー、^^;先生、フサギコ、モララー、騎士、ピストン、通りすがり、僕は、名無しちゃん!・・・・・・・
僕が出会ってきたAAやコテ、名無し達が僕を取り囲んでいた。
彼等は一様に、嬉しそうな顔で僕を見ていた。

それぞれの口から僕を応援するような言葉が漏れる。
僕は彼等を見つめて、
彼等も僕を見つめて、
そして彼等が言った。

『あと頼む』

その言葉を言うと、彼等は悔しそうに、僕を羨ましそうに、それでいて何かを託すような、縋るような目で僕を見ると、そのまま過去ログ倉庫から立ち去ってしまう。
僕は追いかけようと、立ち上がろうとするが、座ったままの僕の足は動かない。
彼等はそんな僕をおいてさっさと行ってしまう。

( ^ω^)「みんな――――」





―――――そこで僕は目を覚ました。

 

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