扉 第一部 第二部 第三部 第四部 終章 後書 絵師 辞典 出口
あれから一週間が経った。僕はギコさんが現れたと言うスレに向かっていた。
その途中で超絶さんが姿を見せなくなったのはavexのせいで逮捕されたからだと言う噂を聞いた。
超絶さんが捕まってしまったのか、それともVIPを見限って、外で走り続けているのか、僕にはわからない。
全く僕には分からない事だらけだった。
「そいつぁ無いぜ・・・・」
そいつぁ無いぜ・・・
最後に讃岐の口はそう動いていた。
VIPの住人達はそれ以来2や3を取り合うことは無くなった。
2ゲッターも3ゲッターも、VIPからは消えてしまった。
「そいつぁ無いぜ・・・」
僕はもう一度なげいた。
それほど大きくないその声は、人の少ないVIPの中に虚しく木霊していってやがて消えた。
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