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時間は彼らがavexの公式ページに突撃した時より十五分程さかのぼる。
突然二十人ほどの集団でやってきたそいつ等は、avexの職員や通販やBBSを利用しに来た一般人を次々と襲いはじめた。
aそれはvex側の職員や警備員達が2ch内でこのページに突撃しようとしている人間たちがいるという情報を掴んで、
通販やBBSを訪れていた人間たちを一時的に公式ページ内から追い出そうとしたり、警戒を強めようとしていた矢先の事だった。
彼らの掴んでいた情報では、その突撃を企てている人間たちはまだまだVIP内のあちこちのスレを、仲間を集めるために走り回っているはずだった。
そのため、彼らはその突然の来訪者たちに完全に不意を突かれ、警戒準備や避難誘導の準備が完全に突き崩された。

やがて、殺戮を繰り返すそいつらの前に、武装した警備員達が駆けつけた。
「なんなんだお前らは!」
彼らのその問いに殺戮者達の先頭に立っていた男が、笑いながら答えた。

革命王子「俺たちはC(チェリー)−Boysだッ!」

いったいどれほどの使い方をしたのか、刃こぼれだらけの包丁を両手に握った男が言った。

ピストン「ちょwwwおまwww勝手に変な名前つけんなwwww」
僕は、名無しちゃん!「『僕は、名無しちゃん!と愉快な仲間達』だろ?ww」
プゲラウヒョー「ねーよwwwww」
通りすがり「ちょっと通りすがりますね。」

その先頭に立っていた男の台詞とともに、次々の仲間と思われるコテ達が喋り始めた。
やけに統一感のない集団だった。

革命王子「俺はC-Boysのキング、革命王子だ!!C-boysナメんじゃねーぞ!!!」

ピストン「聞けよ^^;」

革命王子と名乗りを上げたその男のその叫びが、さらなる血の惨劇のはじまりの合図だった。
ただの通路が、地獄の入り口へと変わった。


 

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