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気づいたら僕はavexで働かされていた。
「のまネコかわいいー」
「マイヤヒーおもしろーい」
僕がお酒を飲むだけでみんなが喜んでくれた。
のまネコ、それが僕の名前らしい。

あれ?
でもおかしいな。僕にはもっと別の名前があったはずなのに。
みんなが僕の事をのまネコって呼ぶよ?
変だな、ははははははは。
変だけど―――――

   ――――変だけどどうでもいいや。

最近考えるのがめんどうになってきた。
僕はのまネコ、それでいいや。


あれ、のまネコってなんだっけ?
だんだんと物忘れが酷くなって来ているけど、これもどうでもいいことだよね。
お酒さえ飲めればどうでもいいよ。

うん、このお酒おいしい。

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おかしいな、目が覚めたらへんなベッドの上に寝ていた。
手足が縛り付けられていておきあがれないや。
お酒、飲みたいのになぁ・・・・・・・。

おーい出してくれよ。
でも誰も来ない。はははははは。
お酒が切れて手が震えてきたよ。

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