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「おい、のまネコ、次の仕事だ、お前のグッズを売りこむためのプレゼンに出てもらうぞ!」
目の前の男たちが僕の手を引っ張る。
モナー「モナはのまネコなんて名前じゃないモナ!!!早く2chのみんなのところへ返して欲しいモナ!!!」
僕が叫んだ。
瞬間、僕の顔の右側に衝撃。
殴られた、そう理解すると共に痛みがやってくる。
「いいかクズ、おまえはもうモナーなんて名前じゃねーんだよ、カス。お前の権利はもう俺達avexのモンなんだよ。
それに結局誰もお前を助けに来てねーじゃねーか、糞が。もうみんなお前の事なんて忘れてんだよ。わかったらさっさとついて来い、豚。」
僕を殴ったDQN風の男が言った。
・
モナー「違うモナ、モナは2chのAAのモナーだモナ!!!!」
殴られて錯乱した僕はさらに泣き叫ぶ。
しかし、DQN男はお構いなしに僕を殴り続ける。
うるせえ、このくそねこ、てめえはもうのまネコなんだよ、しゃかいのていへんのにちゃんねるのくずが、さからってんじゃねーぞ、くず、くず、
そんな台詞を吐きながら僕が大人しくなるまで殴り、蹴りつづける。
僕が両手で顔を守りながら蹴られ続けていると、突然僕の居た部屋に太った女が入ってきた。
たしかわたとかいう自称クリエイターの人だ。
そうだった・・・僕を題材にしたFlash動画を作るから出演して欲しいとかなんとか言われて、この人についていったらそのまま拉致されてこの部屋に連れてこられたんだった。
わた「ちょっと!!わたしののまネコはまだなの!!!もうプレゼンまで十五分しかないのよ!!!!」
甲高い声で叫ぶので、まわりの男達が顔をしかめる。
それに気づかずに、わたは僕を見るとさらに叫んだ。
わた「ちょっと!!!これからプレゼンで使うのに何よごしてんのよ!!!あんた、頭の中ちゃんと詰まってんの!!!?」
・
注意された男が身をすくめる。
「けどわたさん、こいつ全然言う事きかないんですよ。」
先ほどまで僕を殴っていた男がばつが悪そうに言った。
それを聞くとわたは何かを考えるように唸り、やがて言った。
わた「仕方ないわね・・・。まだ技術が安定してないけど、脳内規制処理を施すしかないようね。プレゼンの間だけでも大人しくなってくれれば十分だわ。」
そういうと、彼女達は僕を無理やり部屋から連れ出して、いろんな機器が転がる研究室のような部屋に引きずっていく。
モナー「うわrおまえらなにをすrやめhk」
わた達は僕を無理やり手術台のようなところに寝かせると、頭に変な機械を取り付ける。
そこからスクリプトが流れ込んできた。
モナー「やめるモナ!!2chに返すモナ!!!」
それから何があったのかは記憶が曖昧でよく覚えていない。
・
次に僕が目を覚ますと、僕は部屋の中に数人の男たちに拘束され、無理やり酒を飲まされていた。
一升瓶をまるごと一気飲みさせられ、飲み干してもすぐに次の一升瓶が僕の口に突きこまれる。
僕がたまらず、ゲホゲホと咳き込むとすぐに拳が飛んでくる。
こら、このぼけ、はきだすんじゃねえ、さっさとつぎのさけのめ、くず、ねっとのごみだめのくそねこが、
そんな声が聞こえてくるが、僕にはもう何がなんだか分からない。
モナー「もう飲めないモナ!!!こんなにお酒飲んだら肝臓のGDP値が上がっちゃうモナ!!!!」
うるせえ、だまれこのかす、しゃべんじゃねーくそねこ、ごびにモナモナつけんなはげ、てめーはもうのまネコなんだよくそが。
その声と共に、鈍痛を体中に感じる。
僕が酒を再び飲むまで徹底的に僕の体を殴り続ける。
飲むのを休むと殴られるので、僕は必死に酒瓶から酒を飲み続ける。
だが、飲むペースが遅いぞクズ、とまた頭をどつかれる。
・
さっさと飲め、にちゃんのくず、きゃらづくりなんだからはやくあるちゅうにならねーか、ごみが、ぶっころすぞ、
そういって僕の足を蹴りつづける。
僕は怖くて怖くて仕方がないのでさらに飲むペースをあげる。
だんだん酔いがまわってきて、なにがなんだかわからなくなる。
おいてめー、ふざけんな、ぼーっとしてんじゃねー、しにてーのか。
目の前のDQN風の男が何か言っているが、もうその声が何を言ってるのか理解できない。
眠い。
僕はゆっくりと目を閉じた。
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そこで僕は目を覚ました。
随分懐かしい夢を見ていたようだ。
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