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ギコ「『━━━━』、コイツ等が優先的に狙ってるのは俺だ!お前達は俺が時間を稼いでる間にここから逃げろ!!!」
ギコさんが周りの騒音に負けないように声を張り上げて僕に向けてそういった。

( ^ω^)「わかったお!!でもギコさんも死なないように気をつけるお!!」

僕も負けじと声を張り上げて答えた。







僕達はその日、最近VIPに現れて反avex活動を続けている「VIP遊撃隊」という共有コテ達の集まりに会うために、彼等の本拠地スレに向かっていた。
VIP遊撃隊は、かつてVIPがニュー速の糞スレ倉庫から一つの板に独立したばかりの頃、他板でVIPの宣伝をして人を集めて、今のVIPの元とも言える物の基礎を築いた共有コテの集まりらしい。
それが、今のVIPの現状を憂いて再結成されたのだと、ギコさんは語っていた。

だが、彼等の潜伏する地下スレへ向かうその途中、いきなり大量のAA達から襲撃を受けた。
襲撃してきたのは妙な犬のAAとニコニコと笑い続ける二種類のAA達だった。

▼・ェ・▼「ぼくちん、可愛すぎだワン ><」
(^^)「山崎渉といいます、これからもよろしくね。」

コリンズのようにコピペでその数を増やしたのだろう彼らを見て、ギコさんは言った。

ギコ「コリンズの次はビーグルに山崎渉か・・・、avexの奴等、どうやらどうあっても俺達を捕まえたいらしい。」

騎士「面白いじゃねーかwwwやってやんぜwww」

騎士が心底楽しそうに言った。

ギコ「止めとけ、コリンズの時でわかっただろうが、奴等コピペ厨はコピペで増え始める前に叩かなければ何の意味も無い。逃げるぞ。」

そういってギコさんは走り出した。
騎士や名無しもその後に続くが、流石に犬らしくビーグルが素早い動きで追いついてくる。

「糞がッ!!!」

名無しの一人が自分の足元に集まってきたビーグルを蹴りつけようとするが、あっさりかわされ、その足に噛み付かれた。
何人かの名無しがビーグルに埋め尽くされる。
▼・ェ・▼「ぼくちん、可愛すぎだワン ><」
ビーグルの中に埋もれた名無しの姿がやがてビーグルで見えなくなり、ビーグル達の下から何かを咀嚼するような音と、悲鳴、そして赤い鮮血が流れ出した。

( ^ω^;)「・・・・・・・・・・・ッ!!!」

歩みを止めかけた僕にギコさんが叫ぶ。

ギコ「止まるな!『━━━━』!!!!お前まで食われたいかのか!!!」

僕はそれを聞いて走り続けた。
走るのだけは自然と得意だったので、ビーグルに追いつかれることも無く僕は走る事が出来た。
僕は、ビーグルのAAの元にもなったビーグル犬は、スヌーピー等のモデルにもなったりしていて、見た目はとても可愛らしいのだが、
元々ビーグル犬というのは猟犬であり、素手の人間が戦って勝てるような相手ではないというのを思い出していた。。

ギコ「糞・・・・。遊撃隊の連中、こんな地下スレに潜みやがって!!!!。逃げられそうなスレを探して飛び込むぞッ!!!」

ギコさんが後方のコテや名無し達にも聞こえるように声を張り上げた。
騎士や他のメンバーが頷くのを確認して、ギコさんは近くのスレの入り口に飛び込んだ。



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