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二十分後、革命王子は体中をなます切りにされた山崎渉の上に座りながら喋り続けていた。
VIPの革命王子「だからよぉ・・・俺は思うわけよ。人間ってのはカビみてーなモンだってよぉ。」
山崎渉はすでに息も絶え絶えで失血死寸前だった。
だが傷は割と浅く、出血の割にはどの傷も致命傷では無い。
VIPの革命王子「オラwwwwてめーちゃんと人の話聞いてんのかコラwwwww」
そう言うと革命王子は山崎渉の足を深く切りつける。、
山崎渉は絶叫を上げようとするが、先ほど胸を刺された時に肺を傷つけられ、上手く喋れず、肺に溜まった血や口から溢れる血泡がごぼごぼと音を立てるのみだった。
VIPの革命王子「足なんて飾りですよ!お偉いさんにはそれがわからんのです!、ってかwwww」
苦しげにごぼごぼと音を立てる山崎渉を見ながら、革命王子は話を続けた。
他のコテや名無し達はニヤニヤとその様子を傍観しながら笑っていた。
VIPの革命王子「たとえばよぉwww水でしめらせたおにぎりをいくつも焚き火の側に置いておく。そうすると焚き火に近すぎず、遠すぎずのおにぎりにはいい具合にカビが生えてきて、他のおにぎりよりもそのカビはよく育つwwwww」
革命王子は山崎渉の髪の毛を掴んで自分の方を向かせさらに続けた。
VIPの革命王子「俺の言いたい事わかる?www要するに、この地球がその”よくカビの育つおにぎりだ”って言ってんだよwwwww」
そこまで一気に言うと、革命王子は一度言葉を切ってさらに言った。
VIPの革命王子「”カビに過ぎないお前は塵に帰れ”」
その後、山崎渉は革命王子の手によって解体と苦痛の極みを味わうことになる。
革命王子に顎を掴まれて上から革命王子を見下ろす形に吊るされた山崎の目に、
頬を引きつらせて笑う王子の口はちょうど三日月に映った。
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